ウェーブフロントセンサー(Topcon PR9000、OPD-Scan) 詳細

【1】ウェーブフロントとは?

近視や乱視、遠視といったものは眼鏡の度数かわかる目の屈折異常と呼ばれる状態です。遠方からきた光にピントが合わない場合にその目には屈折異常があるということになります。しかし、それはあくまで眼鏡で治せる部分のみの話であり、もともと眼はカメラではないのですから、瞳の中が一様に同じ度数ではありません。したがって、近視のめがねでピントを合わしても瞳の一部分ではピントがあっていないこともあるわけです。 ウェーブフロントはそのようないままでの屈折異常の定量方法と違い、瞳に入る全ての光について測定することができます。ひとみ中の眼鏡度数の分布に近いようなものがウェーブフロントです。

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【2】ウェーブフロントで何がわかるの?

眼球がもし、無収差(光学的に完全)で正視である場合には、眼の奥を発した光が、眼外にでて平面な波面(ウェーブフロント)になります。近視や乱視、遠視、不正乱視などの屈折異常があると、眼外にでた波面は複雑な波面(ウェーブフロント)となります。

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【3】高次収差ってなに?

このウェーブフロントを測定することで、いままで眼鏡合わせで測っていた近視、遠視、乱視、以外に不正乱視と呼ばれるより細かい屈折異常がはかれることになりました。ウェーブフロントセンサーによって測られたこの不正乱視の部分のみを高次収差をよびます。

【4】高次収差は治療できるの?

高次収差は眼鏡では治療できません。したがって、高次収差が多い場合には、物の輪郭がかすんで見えたり、矯正視力といって眼鏡をかけて一番良い視力が1.0でない場合があります。ハードコンタクトレンズであればこのような眼の状態に対応できることもあります。もし、コンタクトレンズが装用できない場合には、ウェーブフロントのデータを使って角膜を削って屈折異常を治すwavefrontt-guided LASIKのような方法が可能なこともあります。眼鏡やコンタクトで視力が十分出ない場合には一度当科にご相談下さい。

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