光干渉断層計(Optical Coherence Tomography, OCT) 詳細

【1】OTCとは?

生体下における網膜や視神経乳頭の断層を非接触、非侵襲的に捉え10ミクロン以下の高解像度で抽出し、CT等と同様の二次元断層画像をカラーイメージで描出する装置です。装置は、波長820nmの近赤外線ビームを発射して網膜各組織からの反射の強弱・時間の遅延を検出し、コンピューターで処理することでカラーイメージに変換します。

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【2】OCTで何がわかるようになりましたか?

従来からの一般的な眼底検査法では、検眼鏡的に網膜を表面から(時に造影を併用して)観察し、主として網膜の状態を二次元的に評価していました。もちろん、眼底の評価というのは網膜の三次元的な構築を知る必要があるわけですが、それは診察医の立体視能力に頼っていました。

しかし、OCTの登場によってそれまでは捉えられなかった網膜の浮腫や剥離などの所見が客観的かつ定量的に評価できるようになりました。また、従来の検眼鏡的所見では知り得なかった網膜の病的状態を捉えることも出来るようになりました。 当科では、このOCTの最新バージョンであるOCT3000を全国でもいち早く導入し、各種網膜疾患の早期発見、治療時期決定、治療評価などに活用しています。

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