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ロービジョン

ロービジョン

担当者

完全予約制(毎週金曜日)

1人2時間程度

 

医師 鎌田さや花(月曜日、金曜日)、視能訓練士 小西幸代(金曜日)、視能訓練士 吉村尚子(金曜日)

対象疾患

見えにくさがあり、何らかの不便を感じておられる方・困っておられる方全てを対象としています

概略

ロービジョンケアとは、見えにくさがあり、生活に支障をきたしている方に対して行われる種々の支援全てのことをいいます。

当院のロービジョン外来では、患者さんの保有する視機能を最大限に活用できるよう、それぞれの目の状態や使用目的に合わせて、必要な視覚補助具(ルーペ、拡大読書器、遮光眼鏡、単眼鏡など)を選定・指導します。また種々の制度等の情報提供を行っており、各福祉機関・教育機関とも適宜連携しています。

 

高倍率のルーペ(拡大鏡)

文字を拡大することで読み書きがしやすくなります。拡大鏡にも色々な種類や倍率がありますが、ご自身に合ったものを選びます。

拡大読書器

台の上に見たいものをのせると、大きく拡大したり白黒反転に見やすく映すことができる機械です。携帯型と据え置き型があり、サイズも色々ですが、ご自身の視機能や用途に応じて使い勝手が異なります。

遮光眼鏡:

まぶしい・白っぽい見え方を軽減することで、コントラストがついて見やすくなります。見やすい色合いはお一人お一人違います。屋外・屋内や天候によっても異なりますので、実際に試していただいて選びます。

その他の補助具・いろいろな便利グッズの紹介

生活上での色々な工夫をお伝えしたり、見えにくい方が使うと便利な道具等のサンプルを実際に手に取って試していただけます

書見台

 

学習相談・就学相談

見えにくさのある小児の患者さんは、年齢・発達に応じて、学習に際した様々な配慮が必要になります。可能な視機能の評価を行い、就学や試験などの配慮事項についても一緒に検討します。

 

ロービジョン外来を受診ご希望の方へ

他院にご通院中の方は地域連携室を通してご予約ください。

当院眼科にご通院中の方は院内で予約いただけますので、主治医にご相談ください。

ロービジョン外来はお一人2時間かけて行いますので、ご予約の開始時間に間に合うようにご来院ください。

お持ちの眼鏡や拡大鏡などやお帽子、ご自身が見たいもの(本・雑誌・写真・郵便物・プリント・教科書など)や現在見えにくくて困っているものなどを実際に持参いただけるとよいと思います。

※各種の視覚補助具や便利グッズ等について、当院ではサンプルは置いておりますが、院内での販売は行っておりません。矯正眼鏡や遮光眼鏡の場合は処方箋をお渡ししますので、お取り扱いのある眼鏡店等でご購入いただけます。

 

ロービジョン関連情報

 

■京都ロービジョンネットワーク 

 京都ロービジョンネットワーク – 見えにくい・見えない方のために (kyoto-lowvision.net)

■えがおのいっぽ

 えがおのいっぽ~見えない・見えにくい子どもたちとともに~/京都府ホームページ (pref.kyoto.jp)