「献眼は愛の光のプレゼントです」

角膜移植によって視力が回復するであろう患者さんは、京都地域では現在でも500名は下らないと言われています。我々の眼球銀行(アイバンク)が1年間に献眼を受けている角膜数が大体50個ですから、単純に計算した場合、最後の患者さんは手術を10年も待たなければならない計算になります。

言い換えれば、献眼数の不足は危機的ともいうべき状況にあるわけです。この献眼数が静岡県アイバンクのように1年回に300個を越えるようになれば状況は一変します。このような現状をご理解いただいて、一人でも多くの患者さんの視力回復に向けて、献眼にご協力いただければ幸いです。

献眼という大事業を成し遂げるためには、献眼の強い意志を持った人とその家族の協力という二つの大きな力が必要となります。特に愛する人を失った遺族の方々が、アイバンクや献眼のことをすぐに考える、あるいは実行する心の余裕はなかなか無いものです。

このような苦しさを乗り越えて献眼を実行された献眼者と遺族の方々には本当に頭が下がる思いで一杯です。それだけに、献眼でいただいた眼は、我々にとっても患者さんにとっても宝物なのです。もちろん遺族の方々にとっても・・・・・。

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