12 虹彩毛様体炎とはどのような病気ですか?
質 問

虹彩毛様体炎はどのような病気でしょうか。原因と治療についても教えてください。

回 答

虹彩毛様体とはいわゆる「茶目」の部分で、そこに生じた炎症を虹彩毛様体炎といいます。
原因となる疾患はひとつではありません。たとえば「急性腹症(腹痛)」の場合、その原因は一時的な食あたりや便秘から、虫垂炎・胃潰瘍・急性膵炎・腹膜炎など多岐にわたり、それぞれ治療法も治りやすさも違います。虹彩毛様体炎の場合も、原因のはっきりしない一時的なものから、ウイルス等の感染によるもの、ベーチェット病・潰瘍性大腸炎・強直性脊椎炎などの全身疾患に伴うものなど様々です。
ですから治療も短期間の点眼治療だけで治ってしまうこともあれば、比較的長期の内服治療が必要となることもありますし、いったん改善しても、ストレスにより体の抵抗力が落ちたときなどに再発するものもあります。
このようにひとくちに虹彩毛様体炎といっても、患者さんによってその程度、治療法、治りやすさが異なりますので、眼科で炎症の程度にあった適切な治療を受けることがよいかと思われます。
(ただ原因を特定するには血液検査やレントゲン撮影が必要になることが多いですから、既に点眼治療を受けていてそれでも治りにくい場合は専門のぶどう膜炎外来のある病院を受診されることをお勧めします。)

文責:原田 麻依子

 

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