11 網膜中心静脈血栓症との付き合い方
質 問

突然網膜中心静脈血栓症と病名をつげられ毎日暗い生活をおくっています。どのようにこれからしたらいいのでしょうか。

回 答

網膜中心静脈閉塞症は静脈(目から出て行く血管)の根元に血栓ができることによって、目から血液が出て行きにくくなり、その結果、眼底の網膜(カメラのフィルムに相当)に出血やむくみをおこして視力が下がる病気です。
治療法には血栓を溶かす薬や血液をさらさらにして血の流れを良くする薬、出血を止める薬などをのむ内科的治療と、手術によって目の中の硝子体(しょうしたい)をとることにより、網膜のむくみをとる外科的治療があります。
出血やむくみの程度によって視力予後は違いますが、60才以下の比較的若い患者さんでは、内科的治療だけで視力が回復することも多くみられます。動脈硬化を基盤としておこることもありますので、全身的な病気(糖尿病、高血圧など)がないか調べる必要があります。
患者さんが気をつけることは、バランスのとれた食事をとり、適度な運動を行い、十分な睡眠をとることです。タバコを吸われる方は禁煙した方がよいですが、お酒は適度であれば問題ありません。

文責:山本 恭三

 

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