4 人工網膜の将来について
質 問

11年前に心筋梗塞で倒れたときの検査でひょんなことから網膜色素変性症と診断され現在に至っております。
両眼ともトーナツ型で進行は遅いほうですが先輩が同じ病気で失明に至り若干ショックを受けました。不治の難病は充分認識しており、月一の眼科開業医の診察と年一の大学病院での視野検査に同じ境遇の人で手ぬるさを訴える人もおりますが私はこのままずっと一人で病院に行けたらいいと思っております。
最近時々マスコミ等で視神経と接続する人工網膜の話題を耳にしますが私はこちらの方に非常に興味があります。ズーム付きの網膜なんて考えただけでうれしくなります。光を失った先輩もどんなに喜ぶかと思うと早く実現してほしいです。
貴大学においてはこの分野の研究は取り組みされていないのでしょうか。この分野の将来について何かお教えいただければ幸いです。

回 答

> 貴大学においてはこの分野の研究は取り組みされていないのでしょうか。
当科においては人工網膜の研究は現状ではしておりません。大阪大学、名古屋大学で研究されています。

> この分野の将来について何かお教えいただければ幸いです。
実際に人体に使うレベルでは、白黒で、大まかな物体が判る程度のものを完成させるのに10年かかると言われています。しかし、テクノロジーの進歩で一気に時間短縮、あるいは、質が上がる可能性は充分あります。

文責:瓶井 資弘

 

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